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【道具を使う動物1】石でガラスを割る白クマ Polar bear

2017年10月24日 - 動物, サプライズ, 危険

石でガラスを割る白クマ

今回から数回に分けて『道具を使う動物』の特集をします。いきなり大物ネタですが、第1回目のGIF動画は石で水族館のガラスを割るホッキョクグマ(Polar Bear)です。ホッキョクグマは最も大きくなるクマの種で、オスは400-600kg(最大800kg)にもなります。

オランダのロッテルダム水族館(Rotterdam Zoo)で数年前、『ビックス(Vicks)』という名の思春期のホッキョクグマが、会話をしている男性たちをめがけて水槽のガラスに大きな石をゴン!と投げつけました。ピキピキっと入ったヒビを指さし男性たちは大慌てで逃げていきます。幸いそれ以上割れることはありませんでした。

このとき石を投げつけたのは2回で、GIF動画の2回目はより高い位置から投げつけガラスにひびが入りました。厚さ7cm、5層の合わせガラスが割れたのですから相当な衝撃です。明らかに“道具の使用”ではないでしょうか?

ビックスの感情はわからないのですが、男性たちの姿か声に不快感を覚え石を使って威嚇した可能性があります。本当に道具として使用したのか?同じ人物に同じように会話をしてもらい、同じように石を置いてみたらどうなるでしょう?割れることを知ったビックスは前以上の高さから3回目を実行するでしょうか?ただ、ガラスの交換は前回5万ユーロ(約500万円)かかったそうです。

※一般的には白クマ、シロクマ、白熊、White bearと呼びますが、正式な名前は『ホッキョクグマ(北極熊、Polar bear)』です。それは、ツキノワグマなどの黒い熊の中にアルビノの白い個体がおり、それと区別するために名付けられました。名前の通り、北半球のユーラシア大陸北部・北極圏・北アメリカ大陸北部に生息しており、南半球にはいません。ホッキョクグマの体毛は光を透過する特殊な毛で、毛の中は空洞になっています。太陽の光で体を温めやすく、しかも体温を逃がしにくい優れた仕組みの体毛です。白く見えるのは光を透過させながらも一部の光を散乱させるためで、光を透過しないアルビノの白いクマの毛とは全く異なります。