サメよけケージ(シャーク・ケージ)がかろうじて守ってくれましたが、サメが口をそこまで大きく開けていなければやすやすと侵入したでしょう。考えただけでも恐ろしいサメの攻撃です。
電光とは稲妻、石火とは火打石を打った火花のことです。目にもとまらないスピードに何が起きたかわからないほどです。サメの歯は剃刀のような切れ味で、噛みついた後、頭を振ることで肉をそぎ取っていきます。侵入されたら逃げ場がないだけに悲惨な結果を招いたでしょう。
観光地などでよく「シャーク・ケージ・ダイビング」のサービスもありますが、過信は禁物です。実際に、巨大なサメがケージに突入し血みどろの事故も起きています。