メニュー

沸騰するパーソナルコンピューター

2017年11月29日 - サプライズ, IT, メカ

水没コンピューター

「水没コンピューター」とか「浸漬冷却システム」と呼ばれるマザーボードごと液体に浸し冷却するコンピューターです。このALLIED CONTROL社のImmersion CoolingのデモGIF動画では、3M社のノベックというフッ素系液体にマザボ+グラボ5枚を浸けてフルロードしています。ブワーっと沸騰していますが沸点は61℃の液体なので、それほど高温ではありません。約60℃というとちょうど食品を低温殺菌するぐらいの温度です。

一般的な水冷コンピューターはクーラント(冷媒液)を使ってCPUなどに接触している金属を冷やしているので、空冷コンピューターより少し効率がアップする程度です。しかし、水没コンピューターは、循環している液体が効率よく熱を吸収するし、さらに高い温度になった場合は気化(沸騰)することで一気に熱を奪うので、効率が非常に良いのです。ビットコインのマイニングにうってつけ。

電気絶縁性と腐食の問題が完全にクリアできればこれほどよい冷却方法はありません。ついでにこの熱を交換して電気ポットヨーグルトメーカーの機能を付けたらパーソナルな家電としても喜ばれるかもしれませんね。